今回は男性がヨガをする場合に、オススメのヨガスタジオについてまとめました。
その前にまず、僕自身がヨガを始めたキッカケや、当時抱いていた疑問点について、少し話そうと思います。
僕がヨガに申込んだ理由は「体が硬かったので、柔軟性を向上させるため…身体を柔らかくしたかったから」です。
ありきたりと言えばありきたりなのですが(笑)
しかし、ヨガを始めるにあたって、いくつか疑問がありました。
ここでは一般的なヨガに対する疑問点から、僕自身も思っていた疑問についても、説明します。
Contents
ヨガって女性がやるものでしょ?
僕自身もヨガを始める前は、恥ずかしながらそう思っていました(苦笑)
ですが、ヨガはインダス文明にあった当時の何らかの修行法が、現在のヨガに当たるとされています。
本来は「男性がすると恥ずかしいものでは無い」のです。
「なぜ、男性が行うと恥ずかしいと思うようになったのか?」と言うと。
日本で始めてのヨガブームになった時、綿本昇さんによって、美と健康促進の面を打ち出してブームになったため、日本では「ヨガ=女性がやるもの」だと思われるようになりました。
また、現在は男性だけのヨガスタジオなどもあるので、恥ずかしい場合はそういったところでヨガを行えばOKだったりします。
でも、男性がヨガをやるって気持ち悪がられない…?
と、男性なら誰しも考えてしまいますよね。
実際に僕も気になっていたところですし、特に男女共用のヨガスタジオに通う場合は、特に気になるところです。
しかし、これも無問題です。
ヨガをしている女性に「男性がヨガをするのをどう思うか?」とアンケートを取ったところ、肯定的な意見しかありませんでした。
『ヨガをする男性は恥ずかしい?女性に聞いたら意外な反応だった』で紹介したアンケート一部を抜粋すると、
- ヨガに通う男性は心と体のセルフメンテナンスができていて落ち着いていて優しいイメージがあります。
- 健康的で清潔な男性
- 私は健康意識や美意識が高い男性なんだなと良い印象を受けます
- ドラマでも俳優さんがヨガ教室でヨガをされていたのを見ましたがやっぱり素敵だと感じました。
- とても向上心のある男性
- アクティブで社交的な人
- そうなりたいと努力している人
- ストイックなイメージがあって、ステキ
…といった意見がほとんどなのです。
一方で、ヨガをしていない女性の中には、男性がヨガをすることに否定的な意見もありましたが、読んでみると「女性に好かれたいだけなんじゃないか?」という意見でした。
これは最もな意見ですね(笑)
確かに僕自身も、ホットヨガのスタジオに通っていますが、ナンパ目的とか、チヤホヤされたい目的でヨガスタジオに来ている人は、来ないで欲しいと思っています。
だって、そういう人が1人でも居ると、レッスンの妨げになるんですよ。
まあ、それが目的で無かったのに、気づいたら通っているレッスンスタジオに居る女性に惚れていた、とかならまだ良いかと思いますが。
その場合でも、レッスン中は真剣にヨガに取り組んでほしいと、僕個人は思うところですね。
また、現在はヨガに注目するスポーツ選手が多く居ます。
例えば、サッカーの長友佑都選手や、野球のイチロー選手など。
「なぜスポーツ選手がヨガを行っているのか?」というと、ヨガは、体を動かすアスリートに必要な体のしなやかさを育むことも去ることながら、精神の安定にも作用するからです。
ですので、ヨガに行くのに気持ち悪がられるのではないか…という心配は、しなくても大丈夫ですよ。
名だたるスポーツ選手も実践しているし、ヨガに通っている女性は「真剣にヨガを行っていれば好印象」なわけですから。
身体が硬すぎてついていけるか不安…
これは、僕自身も思っていたことでした。
元々身体を柔らかくしたいと思っていて通おうと思っているものの、身体が固くてもついていけるものなのか?と。
ですが、ヨガの体験会の際に、一番最初に「痛いところまで伸ばさなくていいので、自分の身体の心地いいところで止めて下さいね」と、説明されます。
これはどういうことなのか?と言うと、ヨガ哲学の中には、非暴力というものがあります。
暴力を振るわない、という直接的な意味の他「身体に鞭打たない」という解釈もあります。
無理をして柔軟をすることは、このヨガ哲学に反することなのです。
ですので、身体が固くても始められますよ。
僕もまだまだ、身体が硬いところが結構ありますし^^;
ヨガって宗教でしょ?
ヨガについて、宗教だと勘違いされる方も多いのですが、実際には違います。
まず、日本語の“宗教”という言葉を調べてみると、言葉自体が曖昧です。
破壊的カルトのことを指していることもあれば、集団のことを指していることもあって、適当であることを認識して下さい(辞書によって意味がバラバラだったりします)。
その上で、確かに日本ではオウム真理教が当初、ヨガサークルとして勧誘した後、オウム真理教へと勧誘していた経緯があるため、「ヨガ=オウム真理教」だと思っているかも知れません。
しかしながら、ヨガとこういった意味の宗教(破壊的カルト)とは、まったくの別物です。
もちろん、ヨガが定着しているインドでは、宗教的な意味合い(カルト)でヨガを行う人も一定数いるのですが、一方で宗教とは関係なく、習慣としてヨガを行っている人も多数存在します。
特にパタンジャリのヨガは、宗教的な意味合いでヨガをやっていませんでしたし…。
それはなぜか?というと、ヨガの成り立ちや効能にあります。
ヨガは、インドでの瞑想を中心とした修行法です。
“ヨガ”という言葉の意味は、「ヨガ=繋げる」という意味で、呼吸法や瞑想などを通じて、自分の内なる声と対話しながらヨガを実践していくことで、最終的に自然や宇宙と一体になる(繋げる)ための修行法なのです。
端的にいうと、生きながら自然と一体になって生きよう!ということです。
その修行法が現在では、精神的・身体的健康を得るためにする方法として、現代にマッチした状態で教室として行われているのです。
ですので、ヨガ自体は誰かから何か教えを請うものではなく、自分自身と対話し、自然や宇宙と繋がるための修行手段としてお考え下さい。
そして、ヨガには呼吸法や身体の動かし方の他にも、ヨガの考え方や教えなどもあるので、こういった基礎的な考え方をもとに動く集団を宗教と呼ぶのであれば、宗教です。
ただし、教えの内容を読んで頂ければ分かる通り、すごく当たり前の事が書かれているので、普通に読んでも「そうだよなあ」と思うものばかりだったりします。
(暴力するなとか、盗むなとか、そういうものです)
ですので、自分の信じられる範囲から取り入れながら、かと言って先生や団体に傾倒しすぎず、依存しない気持ちも大切だと、僕自身は思います。
実際に「ヨガスートラ」という経典にも、このような意味合いの事が書かれていますね。
そもそも「自分の内なる声に耳を傾けるように!」と書かれているのに、宗教になるわけがありませんよね(笑)
当然といえば当然です。
男性がヨガ教室に通う場合に気を付ける2つのこと
さて、ここまでで基本的なヨガの疑問点について、洗いざらい説明しました。
ここまで調べて納得した後、僕自身が今回ヨガをやるにあたって「男性でも入れるヨガ教室って、どこにあるんだろうか?」と、一番最初に思いました。
教室によっては、女性専用の教室もあるため、そういった男性が入れる教室を探すところから始めたわけですね。
また、僕自身が出不精だったこともあり「近場の教室が良いなあ」とも思いました。
もしくは、通勤の途中にあると良いですね、シャワーも浴びれますし。
そんなわけで、ヨガ教室を探すことにしました。
僕自身が探したのは
- LAVA
- カルド
この2つから、スタジオを見比べつつ探しました。
また、初めてだったということもあって「体験レッスンがあるかどうか?」も確認してきました。
その点で言ったら、カルドとLAVAは、甲乙つけがたい感じです。
プログラム自体も豊富ですし、どちらも全国展開しているため、店舗も多いです。
どっちにするかどうかは、正直好みの問題だと思います^^;
僕自身は自宅からの距離が近かったので、カルドに体験レッスンをしに行き、その時のレッスンが良くて「よかったな~」と思ってカルドにそのまま入会しました。
どちらか決めかねているのであれば、両方の体験レッスンを受けて良さそうな方に入るのがオススメですね。
LAVAは1,000円(一部2,000円)で、カルドも1,500円で体験レッスンが行えます。
ちなみに、ヨガの教室選択で迷ったら、とりあえずこの2つを見ておけば問題ないです。
↓カルド、LAVAのそれぞれの特徴は下記リンクを参照↓
あと、これは体験レッスンを受ける前に聞いた話なのですが「出来れば男性が居たほうが実践しやすいなー」と思っているのであれば、平日は夜の方が男性率高いので「女性ばかりだと居心地が悪そうだなあ…」と思うのなら、平日夜に予約するのがオススメですよ。
特に思わないのであれば、いつ予約しても問題無いですけどね(笑)
一応、ヨガのメリットについても、少しだけ説明します。
ヨガは、心を整えることに非常に役立ちます。
なぜなら、姿勢によって、心の浮き沈みをコントロールできたりするからです。
例えば、落ち込んでいるときはうつむいている姿勢になると思いますが、この時に元気な大きい声を出すことって、難しかったりします。
また、空手の正拳突きのように、拳を突き上げている動きの時に、ニッコリと笑いながら力を込めて突くことって、難しいのです。
ニッコリと笑えば突く動作が柔らかいものになるし、正拳突きをしっかりやると、キリッとした顔立ちになって笑顔になることが困難なのです。
(実際にやってみると、この難しさが分かりますよ)
このように、原理的には身体によって感情のコントロールが可能なので、ヨガによって身体をリセットするということは、心をリセットすることと同義なのです。
もし、日常生活で何か落ち込むことがあったとしても、ヨガ等で身体を動かすことによって身体がリセットされ、気持ちも前向きになれるのです。
他にも、ヨガに通うとこんなメリットがあります。
- 体が硬いと自覚していて、かつ、柔らかくしたいなあと思っている
- 心を安定させたい
- ケガに強い身体を手に入れたい
- 運動不足を解消したい
- 骨盤を正常な位置に戻したい
- デトックスしたい
- 強いメンタルがほしい
- 自分の体感覚を研ぎ澄ましたい
- 気持ちを前向きにしたい
- 身体をリセットして心を落ち着けたい
- ストレスを解消したい
デメリットとしては、日本におけるヨガの風潮ですかね。
そのせいで男性がヨガをするのは恥ずかしいという思い込みもあるし、ヨガ=宗教だと思われている部分もあるので。。
ですが、せっかくこの記事を読んで下さったあなたが、少しでもヨガに可能性を見出して頂けるだけでも、嬉しい限りです。
ちなみに、僕自身が初めてスタジオに行ってヨガを行ってみた後の率直な感想は、かなりの運動になった!です。
ゆっくりと姿勢を作っていき、呼吸をしながら意識を内側に傾けるのですが、暑い場所で様々な姿勢を維持するので、結構ハードです。
でも、レッスン後は汗が流れてスッキリした状態でスタジオを出るので、爽快ですよ!
最後に、男性が通えるスタジオを、まとめました。
調べる際の参考になれば幸いです。
ホットヨガのカルド
ホットヨガスタジオLAVA
BIKRAM YOGA(ビクラムヨガ)
ピラティススタジオ ピラティススタイル
Q&Aより、全店で男性がレッスン受講可能とのこと。
自由が丘・学芸大学・吉祥寺・日吉・綱島の溶岩ホットヨガスタジオ Lala Aasha「ララアーシャ」


男性専用のスタジオあり。
- 学芸大学スタジオ:火曜日22:45~23:45/土曜日18:20~19:20
- 綱島スタジオ:土曜日18:20~19:20
- 日吉スタジオ:日曜日18:20~19:20
以上、男性がヨガをする際に、オススメのヨガスタジオでした!