前回は八支則のヤマの1つ目、アヒンサーについて説明しました。

→【八支則のヤマ】アヒンサー(Ahimsa)は思いやりの心で敵対しない

 

今回はサティヤ(Ahimsa)について、更に細かく説明しようと思います。

 

2. サティヤ(Satya – 正直、誠実)

サティヤは、誠実であること。正直であることです。

これは日常で会話に嘘をつかないことについて、もそうなのですが、言っている事とやっている事(実際の行動)を一致させる事も、サティヤを守る上では大切なことです。

 

例えば、無理して身体を動かしている場合を想像して下さい。

頭の中では(辛いなあ・・・)と思っていても、言葉では「大丈夫!」と取り繕っている状態です。これは、サティヤを守れていないことになります。

ヨガにおいては、その日の体調によって、どのポーズも心地よいところで深めていき、決して無理はしません。

 

これはヨガだけではなく、サティヤを守るのであれば、仕事などにおいても同様になります。

そういう意味では、特に現在の日本社会を生き抜く上では、サティヤを守ることは、とても大変なことかもしれませんね。

 

また、サティヤは決して“真実を伝えればいい”というわけではないのです。

 

例えば、真実を伝えることによって、他者を傷つける内容の真実があったとします。

これはサティヤを守るのであれば、正直に真実を話すことが大事だと思われがちですが、実際にはアヒンサーの方が優先されるため、こういった場合は非暴力を優先することになります。

 

 

僕個人の解釈では、サティヤは論理、ロジックも大切です。

 

例えば、トマトを買うために八百屋さんやスーパーに行くのは妥当ですが、トマトを買うために居酒屋に行くのはおかしいですよね。

こういった論理の妥当性が、実は誠実さと密接に関わっていると、僕個人は思っています。